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俺、いま幸せなんだよね。
歳とってカラダが重くなって、朝っぱらから昼寝をしたい気分だけど、
ココロはなんか余分なものがなくなって、軽くなってる。軽いのは軽薄とは違うよ。
快活っていうのが近いかな、青空みたいなココロ、でも少しは雲もある。
(本文より)
豊かな人生経験と、詩人としてのみずみずしい感性から生み出された谷川俊太郎オリジナルの「幸せ」論。
短いことばと手書きの文字で書かれた本書、70年近くを詩人として生きてきた谷川さんの人生の知恵とことばがたくさん詰まった1冊です。
著者プロフィール
谷川俊太郎 (タニカワシュンタロウ) (著/文)
1931年東京生まれ。1952年第1詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表し、近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』やメールマガジン、郵便で詩を送る『ポエメール』など、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している。