本上まなみ・澤田康彦(著)
予価:1800円(税別)
判型:四六判並製
頁数:224ページ
装丁:名久井直子
発刊:2023年4月28日
「これ、いるの?」とお互い思えど、言い出せず…。
俳優と編集者、性格も趣味もまるで違う、
とある夫婦の順ぐりエッセイ。
京都の街での小さな暮らしの記録
“本書は同じテーマで「私→夫」の順で綴っていった雑文集です。
食べたもので身体は作られるといっても、同じものを食べていても同じ人間にはならないってことを再確認しました”
――本上
“同居人の私としては、パートナーの現在の思考、嗜好、志向が改めて分かってよかった。へえ、そう思とるのか”
――澤田
装画:100% ORANGE
目次
まえがき ――本上まなみ Ⅰ(2020年) あさごはん/運動/毒虫/自転車/海/山 Ⅱ(2021年) お酒/車/ひとり暮らし/もうだめだ/ひま/ペット/お昼ごはん/寒っ Ⅲ(2022年) 窓/ねどこ/学校/ウソ/部活/旅に出る あとがき ――澤田康彦
著者情報
著: 本上まなみ(ホンジョウマナミ)
1975年東京生まれ。俳優・エッセイスト。長女の小学校進学を機に京都に移住。出演作に映画『紙屋悦子の青春』『そらのレストラン』、エッセイに『落としぶたと鍋つかみ』(朝日新聞出版)、『芽つきのどんぐり 〈ん〉もあるしりとりエッセイ』(小学館)、『はじめての麦わら帽子』(新潮社)、絵本に『こわがりかぴのはじめての旅。』(マガジンハウス)など。ABCテレビ『news おかえり』(火曜日MC)、BS朝日『そこに山があるから』に出演中。
著: 澤田康彦(サワダヤスヒコ)
1957年滋賀県生まれ。編集者・エッセイスト。マガジンハウスにて『BRUTUS』『Tarzan』等の編集に携わったのち退社、『暮しの手帖』編集長となる。2020年より家族の住む京都に戻る。エッセイに『ばら色の京都 あま色の東京』(PHP研究所)、『いくつもの空の下で 新暮らし歳時記』(京都新聞出版センター)、『四万十川よれよれ映画旅』(本の雑誌社)、短歌入門書『短歌はじめました。』(穂村弘、東直子との共著、角川ソフィア文庫)など。